今日はいよいよマラケシュのメディナへ。
新市街のちょっと小綺麗な建物を眺めつつ、メディナに歩いていく。 日差しが眩しい!! まずは昼間のジャマ・エル・フナ広場へ。ここからスタート。 昼間来たのは初めてでしたが、夜よりは閑散としたイメージ。食べ物の屋台が出ていないせいもあるかもしれません・・・ 蛇使いのお兄さん、サービス精神旺盛で舌まで蛇みたいにチロチロ。「巻きつけて写真撮ってみるか?」と聞かれたけど遠慮しておく。またまたこのお兄さんたちもしっかりしてて、10DH(=¥150程)が相場らしいということなので渡すと、「Non、10USDだよ」とか吹っかける。は?なんで写真1枚でそんな?ありえない・・と、10DHで十分でしょうが!と言うと、意外にあっさりOKとか言ってそれ以上は言ってこなかった。 はい、次、猿回し。 子猿がめちゃ可愛い。たまたま観光客らしき可愛い女の子が写真を撮っていたので、まぁ可愛い~と私も写真を撮ると、猿回し男が撮り終わった後にすぐに私と他にも写真を撮っていたまわりの観光客に向かってとんできて、チップ集金用の帽子を差し出して「はい、あんたも写真撮ってたよね、はい、1枚でも写真撮ったらチップお願い。」 す、すごい、あんなに100点満点の笑顔でポーズとりながら、まわりにも目が行き届いていたか・・さすがプロ。カメラ目線であろうとなかろうと、写真撮ったらチップがお約束。盗み撮りはダメみたいです。それから子猿連れた男が現れたので、私も子猿の写真撮りたーい、と言えば、先程のチップ男が現れ、俺の客だ、俺の親猿も一緒に撮って俺にもチップをくれ!と割り込んできた挙句に、俺だ、いや、俺だ、と目の前でもみ合い開始。むっ押し売りめ、決めるのは私でしょうがぁああ!!私は子猿だけ撮りたいんだから勝手に入ってこないでよー。落ち着いて写真も撮れやしない、これじゃ。で、1枚撮ったのがこの写真。あ~あ。見事にお猿さんたちはあっちゃこっちゃ向いてるし。もちろん子猿のお兄さんだけにチップを渡す。俺にはないのか?と聞く親猿男=チップ男に、あんたにはさっきあげたでしょ?とびしっと断る。 まったく(ため息)、いちいち疲れる場所だ。懲りずに火吹き男を捜し求めて徘徊するも出会えず・・残念だわー へナは前回来た時に手に描いてもらったし、さすがに会社でぎょっとされそうなのでパス。 さて史跡地区に初めて足を踏み入れてみますか・・ということで、こちらがスルタンが宮殿に行くために使ったという堂々たるアグノウ門です。 しかし、計画性のなさが露呈してサアード王朝の墳墓群はお昼休みで14時半にならないとあかない、とのこと。せっかく来たのに・・この近辺で時間を潰そうにも周辺のお店はかなり庶民的な感じで外国人女が突然ひとりで入るには尻込みしてしまう感じ。思い切ってパス。 またまたフナ広場に戻る途中の、モロッコらしい果物屋台たち。 色とりどりで美味しそう・・ さて、のんびりランチでもしよう・・と入ったのは、広場を見渡せるレストラン Cafe Palace。 こうやって見てると面白い。様々な人が行ったりきたり。ロバで荷を運ぶ人、黒い傘をさして日避けしつつ客待ちしてるへナ描きの女性達、ジューススタンドのお兄さん、歌ったり踊ったりしている人たち、それを見る観光客等々。 本日のメニューはハリラとタジン、それからオレンジにシナモンを振りかけたデザート。 こんな感じで景色を眺めながら、お食事を楽しめます。雰囲気だけでも・・ それからスークにお散歩。 色とりどりのお皿がきれい。 ランプや、バブーシュなどの靴屋。 何か、買いたくなっちゃうようなものないかなぁ・・と散策するも食指動かず。 実は後でバブーシュが欲しくなったのだけど、後から思えばこのマラケシュがいちばんデザイン・色共に豊富でした・・なので、買い物はマラケシュで! でも、インテリアに興味のある人はかなりモロッコは面白いと思います。 本当は少年抜きでのタイミングの写真を狙っていたけど、ちょうど「あれとこれを取ってきて」と店の兄貴分に頼まれているのか、なかなか話が終わってくれないので、撮ってみたら雰囲気が出てかえってよかったかも バイヤ宮殿の見学へ。 20世紀初頭に完成した比較的新しい宮殿。今でも現王様がお泊りになったり国賓のために使われることもあるようです。 スルタンのお住まいらしく4人の奥様用のお部屋、さらに愛妾のお部屋もいっぱーい。 まさにアルハンブラ宮殿と同じようなスタイル。彫刻、細密画等の装飾が本当に繊細かつ美しい。 天井もこのとおり。 イスラム美術が私を虜にする・・・ 全て自然の物で色付けしてあるそうで、赤―ヘンナ 緑―ランタナ 青―インディゴ 黄―サフラン。 ムーア式の中庭も、おきまりの泉があって、涼しげ。 ぼんやりとずっと座っていたくなるような・・・居心地のよさ。 その後17時半のCTMバスに乗ってオートアトラスを越えてカスバ街道の入り口ワルザザートへ。CTMバスは、まずバス自体がきれいだし、途中休憩以外は停まらないので、時間さえ合うようなら断然こちらの方がおすすめ。 途中のオートアトラスの夕景。
by kara_melek
| 2007-05-06 23:59
| 海外旅行
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