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有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ

有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ_a0052496_0401357.jpgホテルの部屋の目の前が小さいながらもモスクだったもので、朝5時ぐらいに至近距離からの強烈なエザーン、アッラーーーアクバル・・ で必ず起こしていただいたため、寝不足気味の今日この頃。
エザーンを聞くとトルコにいるんだな、という実感もわき、日中に街中で聞く時には心地よささえ覚えるが、夜明け前のだけは・・・


この真夏日のままのはずはないだろう・・とは思っていた。が、こんなにいきなり寒くなるとは。ヘタすると20度くらい差があるんじゃないか、くらい。冬が戻ってきた感じ。
残念な気がする反面、そうそう、4月のイスタンブルはこうでなくっちゃ! この暴力的気候こそイスタンブルなのだから、と思ったりする私。
それに、私は今晩からバスに乗ってクシャダスというリゾート地に逃避することにしたし!と、いうのも、明日4/25がANZAC dayのせいかどうかわからないのですが、イスタンブルのホテルが激混み、かつ、取れても非常に高いレートなので、これはいっそ旅に出ようと思ったわけです。ふふふ、寒くなったイスタンブルを後に、陽光あふれるエーゲ海岸♪


有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ_a0052496_0424758.jpg元同居人の友達から、お店にお茶でも飲みにおいで~と電話がかかってきたので、ま、特に予定も無いし行くか・・っというわけで行って、ランチまでご馳走になってしまった。いつか彼が東京に初めて来た時に、元同居人と共に車で成田まで迎えに行ってあげたことをよく覚えていて感謝してくれている。トルコ人は一時非常に評判が悪かったので、無事に入国できるように行って差し上げたわけだ。
キレミット・ケバブです。お肉と野菜の煮込み。家庭料理でも定番の1品。美味しかった~
身体を壊してしまった元同居人についてなど、いろいろ話してきた。確かに心配、ではある。
30過ぎてからの兵役は、ただでさえ気苦労が多いらしい。軍隊では1日でも早く入隊した人が先輩なので、時には10歳以上年下の言うことを聞かなければならないこともあるわけで、それに伴うストレスも相当あるらしい。それに加えて、北イラク侵攻などの非常事態もあったし。アッラーの神様は彼にきっと試練を与えたのだと思う。もっとも、私に対しては、そんな苦悩を悟ってほしくないのか、うまくやってるような話しかしてくれない。
あーあ、今更言ってもしょうがないけど、逃げてばかりいないで、若いうちに行けばよかったのに!!
逃げていたペナルティもあって、兵役はまだ終りそうも無いけれど、健康を取り戻して無事に終えるのを祈るばかり。
彼は数少ない元同居人のよい友達らしく、元同居人の美点を語り、
「彼とあなた(=私)は、本当にいろいろあったみたいだけど、きっといつかはイギリスのチャールズ皇太子とカミラ夫人みたいに一緒になります、きっと!」
とか言われた。こればかりはね、Kimse bilimiyor ya~(=誰にもわからないよー) しっかし、すごい譬え出すね、君も。
そして苦言もいただく。

「喧嘩したときとかに、「死んで!」と絶対に言ってはいけません、もし冗談だったとしても、トルコではね、4回言ったら本当になると言われてるからね。」

ドキッ(汗)4回どころか、100回以上は言ってる気もするけど、しかも半分本気で・・ショックで生き返るくらいかな・・・はははっ(あせり)でも、この3、4年は言ってない気がする。有難う、もう言わないことにする・・・

「そういう問題でなくて(怒)!!」

あーい。致命的とも言える口数の多さと口の悪さは克服すべきなのだが、なかなかどうして・・

いろいろ話せてよかった。トルコ人のホスピタリティに甘んじて3時間も話してたけど、早く帰れ!って思われたりしたかも・・あ、でも半分以上、自分のサクセス・ストーリーとか(半分位に聞いておいた方がよさそうなくらい素晴らしかったけどね)、相手が話してたからきっとだいじょぶだいじょぶ。←あくまで楽観的。

有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ_a0052496_0472223.jpgさて、心を清めに、スルタンアフメットでも入りますか!
入り口にはやはり、チューリップのオブジェ。


有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ_a0052496_052459.jpgいつもの如く立派で美しい。
アッラーの神様に元同居人の病気の治癒をお祈り。


有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ_a0052496_052586.jpgルーミーと花模様が綺麗。
こうして改めて見ると、東京ジャーミィがトルコ人の手によるものだってことに納得。


有難い友の苦言、いきなり寒くなったイスタンブルを後にクシャダスへ_a0052496_055206.jpgここ数年でトラム沿いに爆発的にCafeが増えていて、その内のひとつ、ÖZSÜTでお茶をする。
こちらは5階からの眺めです~
ミナレット6本のスルタンアフメットの壮麗な姿。


さて、クシャダスに出発~ 2000年に1度行った時は、朝方バスで着いてそのままサモス島及びエーゲ海の島々に行ってしまったので、初めてと言えよう。
楽しみ♪
by kara_melek | 2008-04-24 23:58 | 海外旅行
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